【ゲーム】セガサターンソフト、超個人的10選(前編)

2019年11月22日

セガサターンソフト、超個人的10選(前編)

SFCニンテンドークラシックミニで超個人的に収録してほしい20選シリーズを書きましたが、そのセガサターン編です。

当時、自分はサターンかプレステ、どちらのハードを買うかで真っ先にサターンを選びました。
それは格ゲーブームでアーケードのバーチャファイター2の衝撃が大きかったですね。そのバーチャ2が家で遊べるならサターンしかないと考えたわけです。

ちなみに当時はファミ通とセガサターンマガジンをいつも買っていました。
 

それでは10選を挙げていきます。
発売日順です。

01. バーチャファイター

メーカー:セガ
発売:1994年11月22日
売上:55万本

 

本体ロンチソフト。

アーケードのバーチャ2が同年同月にリリースしていたこともあり、そのインパクトは大きかったですね。アーケードのバーチャ2の練習も兼ねて本体とソフトを買いました。

当時はスト2を始め、2D格闘ゲームがブームを席巻していた時代ですが、そこに3D格闘という新ジャンルの風穴を開けたゲームでした。自分は田舎に住んでいたのですが、ファミ通などの情報では都市部で火が付いていたようですね。言い方は悪いですが、2D格闘に乗り遅れた人や苦手な人にとって、バーチャシリーズは2D格闘と比べて、リアリティやスピード感、違うシステムや操作感などから人気を博したと思います。

BGMはアーケード完全移植ではなく、サターン新規のオリジナルのものですが、自分は家庭用を先にプレイしたこともあってか、こちらの方が好きです。音源が洗練・キレイになり、特にアキラの曲がカッコ良くて好きです。

バーチャシリーズも5まで出ていますが、特に1と2のモーションや効果音(ガキーン)がバーチャらしいと感じます。面白いもので、バーチャファイターなのでリアルを求めているのに、そのリアルじゃないポリゴンのカクついた部分や効果音に、よりバーチャらしさを感じるんですよねw

ところでもう新作は出ないんでしょうかね…?
 

02. パンツァードラグーン

メーカー:セガ
発売:1995年3月10日

 

サターンのダークホース、自分の中でのSFCのF-ZEROのような存在でした。

最初はゲーム雑誌で、サターン本体発売前の画面写真を見たときは、すごくポリゴンの粗がひどく「なんだこりゃ」と思って完全スルーしていたのですが、後にたまたまプレイする機会があってびっくりしてハマりましたw 未来を感じさせられたソフトでしたね。このシリーズは大好きです。

色んなゲームではもはや当たり前の「ドラゴン」ですが、このゲームでは独自のフォルムをしているのが特徴的で、世界観やデザインがオリジナリティ溢れるものでした。

古代文明が産み落とした生物兵器”攻性生物”によって人類が滅びつつある世界で、最強かつ伝説上だけの存在と言われていた「ドラゴン」を駆り、冒険を繰り広げるシューティングゲームである。

引用:wikipedia

BGMも素晴らしく、青い空と海を飛ぶ1面は特に名曲
ネタバレになってしまいますが、2面ボスのドラゴンがパワーアップして、ラスボスのドラゴンになります。BGMもその2面ボスのアレンジになってるのがイイですね。ラスボスの巨大さや、攻撃の光弾の大きさと効果音にも圧巻されました。

難易度は結構高めでしたね。
 

03. ヴァンパイアハンター

メーカー:カプコン
発売:1996年2月23日
売上:29万本

 
※動画はXBOX360版のオンライン対戦動画でモリガンが自分
腕前や勝敗については…w
 

アーケードの格ゲー、ヴァンパイアの続編の移植版。アーケードでも大ヒットしました。

初代ヴァンパイアに比べて、操作やCPU難易度もカンタンになり、初心者でも遊びやすくなりました。ゲームだけではなく、キャラクター人気もすごく、特にモリガンが大人気で、イラストやコスプレなどでも多く見られました

移植度はもうアーケード版と変わらないくらいの高レベルですごかったですね。先にプレステでヴァンパイアの発売を発表していたのに、まさかサターンで続編のハンターが先行発売になるとは思いませんでしたw

ゲームもいわゆるモンスターが擬人化したキャラで対戦するのですが、人間には不可能なその動きも面白く、ディズニーのようなアニメパターンで動きも滑らかでした。見た目だけでもインパクトがあって面白いのですが、ゲームシステムも良くできていました。
ボタンを小中大とタイミング押すことによってカンタンに連続技が出るチェーンコンボ、それに対して切り返すガードキャンセルといった読み合いが面白いのです。

BGMもモリガンやデミトリ、パイロンステージなどなど、キャラのイメージに合ったテンポの良いメロディーが好きですね。

なお、PS3とXBOX360で発売されているヴァンパイアリザレクションでは、ハンターとセイヴァーがオンライン対戦可能です。
ヴァンパイアシリーズは今でもコアな人気があるゲームですね。

ヴァンパイアシリーズの魅力については、以下別記事で書いているので、興味を持った方は見てみてください。
【ゲームレビュー】改めて「ヴァンパイアシリーズ」の面白さとは
 

04. パンツァードラグーン ツヴァイ

メーカー:セガ
発売:1996年3月22日
売上:21万本

 

パンツァードラグーン2作目。

グラフィックのパワーアップや秒間30フレーム(動画では60フレ)でより美しく滑らかに。
バーサークによっていわゆる無敵・超攻撃が可能になりました。
ステージも分岐したり、プレイによってドラゴンが各形態に成長。…最終形態は……感動モノです。

ラスボス、ガーディアンドラゴンは人気で、3作目のRPG版でも登場。その巨大さやレーザーには震えました。

世界観やグラフィック、デザインセンス、演出、BGMといった全てが素晴らしい作品です。
演出では2面後半の地上から空を飛翔するシーン、4面の高速ステージ、5面の雪のような胞子が飛んでいる描写、そこに現れるシェルクーフ、そしてラスボス時、ドラゴンが最終形態になっていると…?

音楽は1の作曲者、東祥高さんから代わりましたが、2も素晴らしいです。映画音楽のように1つのメインテーマのアレンジ、派生とした音楽が各所で流れていきます。

ハヌマンかわいいよハヌマン。

サターンで一番好きなソフト。名作です。
 

05. NiGHTS(ナイツ)

メーカー:セガ
発売:1996年7月5日
売上:43万本

▲注意:エンディングまでのネタバレ動画。
 

夢をテーマに、主人公の男の子と女の子の成長(トラウマ克服)を描くゲーム。
ディズニーのようなファンタジーな世界観やグラフィック、BGMが良かったですね。

ゲームはポリゴンを使用した3Dグラフィックですが、操作は2Dアクションです。夢のような世界で空を飛ぶのが爽快で楽しいゲームです。

…ただ、もうちょっと売れていれば…w

素晴らしいゲームなのですが、ゲームシステムがちょっと分かりづらいのが問題だったかもしれないと思いました。

ゲームルールは、まずはステージの20個以上のブルーチップをイデアキャプチャーに開放して破壊、それによって奪還したイデアをイデアパレスに奉納します。
それを1ステージ内の別コースで4回繰り返します。
より高いランクやスコアを目指すためには、短い時間でより早くイデアを奪還し、より多くリングやブルーチップなどでリンク数を上げ、より多く周回を繰り返すことなのです。

nights

ここがちょっと自分もプレイし始めたとき分かりづらく、その面白さが理解できるまで時間がかかりました。
マリオみたいにただひたすらゴールを目指す、他のアクションゲームみたいに敵を倒す、何かアイテムをいくつ集める、といった直感的ではないものだったので…。

ですが、そのイデア奪還、奉納といった流れも、人の精神世界を描いたゲームのテーマ、ストーリーとしては意味があるものなんですけどね…。
ただ、ゲームのルール、敷居としてはちょっと分かりづらかったような気がします。

BGMも良く、主題歌のDREAMS DREAMSも名曲でした。ゲームBGMでは、ゲームの進行状態によって同じステージでもBGMが変化するのが特徴的です。

PS3アーカイブ、XBOX360でもグラフィックがキレイになって安価で出ています。PS4は…持っていないので分かりませんw

また、クリスマスナイツ(ChristmasNiGHTS 冬季限定版)も登場しました。
1996年11月22日~1997年1月31日の期間限定で、約130万本リリース。送料手数料1500円を支払えば全員にプレゼントされたものです。

 

内容は本作の1ステージが遊べ、サターン内蔵タイマーにより、起動した日付によってゲームのタイトル画面とグラフィックが変化するものです。タイトル通り、クリスマスをテーマとしたゲームです。

ナイツ・ショートバージョン (3/1-10/31)
 通常のナイツの体験版として起動する、グラフィック等も通常版と変わらない。
 ただし、4/1はプレイヤーキャラがリアラになる。
ウィンターナイツ (11/1-11/24, 12/26-12/31, 1/16-2/28)
 タイトル画面が冬季仕様に変更される。
ハッピーニューイヤーナイツ (1/1-1/15)
 タイトル画面がニューイヤー仕様に変更される
クリスマス・ナイツ (11/25-12/25)
 タイトル画面がクリスマス仕様に変更され、ゲームグラフィック・サウンドなどがクリスマスモードになる。

引用:wikipedia

コンセプトが素晴らしかったですね。NiGHTSの夢の世界観を上手く表現していると思います。商業的には本作NiGHTSのさらなる販促、体験版としての意味合いもあったんでしょうけどね。

クリスマスもこうした夢や幸せな世界というのがイイですね~。
日本人よ、クリスマスは恋人と一緒にいることが全てじゃないんです!!!(何で怒ってんだ?w)

個人的にウィンターナイツのBGM(Jack Frost’s Chime)の一部分にジングルベルのメロディが入ってるの状態のBGMが好きですねー。
以下のパーフェクトアルバムでは各ルートの全てのBGMが聞けます。

 

また、Amazonプライム会員では、そのパーフェクトアルバムが聞き放題になっているのでオススメ。今すぐプライム会員に登録! 1ヵ月は無料!(Amazonの回し者かw)


 

ともあれ、こういった子供から大人でも遊べ、夢があって素晴らしいゲーム、もっと出てほしいものですね。
 

良かったら中編もご覧ください。

【ゲーム】セガサターンソフト、超個人的10選(中編)


 

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